POP3とSMTPの設定値については、もちろんHotmailのヘルプに書いてあるのだが、これでは受信はできても、送信ができない。問題はThunderbird3にある。
■POP3設定 - Windows Live Hotmail (2009/12/13 20:22取得)
フィールド | 値 |
---|---|
受信 POP サーバー | pop3.live.com |
受信 POP メール ポート | 995 |
POP の SSL 保護 | 必要 |
ユーザー名 | お使いの Windows Live ID (例: example555@hotmail.com) |
パスワード | Hotmail へのサインインにお使いのパスワード |
送信 SMTP サーバー | smtp.live.com |
送信 SMTP メール ポート | 25 または 587 |
認証 | 必要 (お使いの Windows Live ID とパスワード) |
TLS/SSL 保護 | 必要 (TLS を使用できる場合は TLS を選択し、使用できない場合は SSL を選択してください) |
1. Thunderbird3のアカウント追加画面には自動で設定を探す機能があるが、これはどうせうまく行かないので即キャンセルして手動で、上記ヘルプのガイダンスにしたがい設定。
2. しかしPOP3はともかく、Thunderbird3では、SMTPの設定をどのようにしてもHotmailアカウントからの送信は決してうまく行かない。問題はもちろんSMTPの設定の部分である。
3. 解決にはThunderbird2を起動して、SMTPの設定で、ポート欄を「587」、「保護された接続を使用する」欄で、「TLS(利用可能な場合)」を選ぶ。これでテストメールの送信。Hotmailアカウントのパスワードを入力して、送信出来ればOk。これでThunderbird2は終了する。
4. 同じプロファイルでThunderbird3を起動。「送信(SMTP)サーバ」の設定画面で、先にThunderbird2で作成したHotmailのSMTPサーバ設定を見ると、「接続の保護」欄に「STARTTSL(可能な場合)」という、デフォルトでは存在しなかった項目が出現していて、選択されている。
5. このSMTPサーバ設定でまたテストメールを出す。送信出来れば設定成功。
[追記]
上記の手順を踏んでSMTP送信に成功したあとだと、「接続の保護」で「STARTTSL」にしても送信出来る。いろいろな設定を試したはずだけど、もともとこの設定でOkだった?