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2010年5月2日日曜日

Scala開発用Eclipseプラグインのバグ

最近、JVMを基盤にして動く関数型言語Scalaを勉強しはじめた。
インタラクティブにコードを実行できるツールが提供されているあたりが、とてもありがたい。
プロンプトの表示に若干バグがあるのが気になるけど…

それでScala開発用のEclipseプラグインSDT(Scala Development Tools)も提供されていたので、さっそく入れてみた。いや、実のところいままでJavaで作ってきたプログラムを、部分的にでもScala化できればという考えもあって…。

しかしこのプラグインはかなり使いづらく、かつバグっている。
  • プロジェクトビューでScalaプロジェクトを選択した状態では、「実行」メニューにも、「実行」ボタンにも、コンテクストメニューの「実行」にも、「Scala Application」が表示されない。ソースコードファイルそのものを選択している状態でないといけない。
  • ソースコードエディタに関しては、入力をアシストする機能はない。あるのはキーワードの強調表示だけ。
  • 自動インデントの単位はEclipse一般の設定を無視して、半角スペース2つで固定。
  • コンパイルがうまくいかず、「java.lang.NoSuchMethodError: main」などとエラーが表示されたりする(アンインストール→再インストールでなんとか解決)

2010年2月19日金曜日

Abduction!を無理やりFirefox3.6にインストール

Webページのスクリーンショットを、ページ全体もしくは指定した範囲で撮影、PNG画像として保存できる拡張機能Abduction!はUIもシンプルでとても便利なのだが、昨年(2009年)夏以来更新がなく、結局Firefox3.6には対応していない。

しばらく待てば3.6へと対応するかと思っていたが、待てど暮らせどで、Add-ons for Firefoxのページでも、3.6への対応の熱い期待(と苛立ち)のメッセージが貯まるばかり。

そういうわけで、強制的に3.6に対応させることにした。

  1. まず上述のページで、拡張機能インストール用の緑色のボタンを右クリックして、「リンク先を保存」(Firefox3.6でこのページを表示するとそもそも緑色のボタンが表示されないので、別のバージョンもしくは別のブラウザで開くのがよい)
  2. ダウンロードした「abduction!-3.0.4-fx.xpi」の拡張子を「.xpi」から「.zip」に書き換え
  3. 「abduction!-3.0.4-fx.zip」を展開(Windows では右クリック→「すべて展開」)
  4. 展開してできた「abduction!-3.0.4-fx」フォルダの中の、「install.rdf」をテキストエディタで開き
  5. 「<em:maxVersion>3.6b1pre</em:maxVersion>」という部分を「<em:maxVersion>3.6</em:maxVersion>」と書き換え上書き保存
  6. 「abduction!-3.0.4-fx」フォルダの中のすべてのファイルとフォルダを選択し、zipファイルにする(Windowsでは右クリック→「送る」→「圧縮(Zip形式)フォルダー」)
  7. できあがったzipファイルを「abduction!-3.0.4-fx.xpi」に名前変更
  8. これをFirefox3.6のウィンドウ内にドラッグ&ドロップする。

以上でFirefox3.6にAbduction!を無理やりインストールできる。

使ってみたところ、自分のPC環境(Windows7)では問題なく動作するようだけれど、他の環境でどうなるかは不明。上述の方法もあくまでも「無理矢理」のことなので、保証も保障もない。

2009年12月13日日曜日

Thunderbird3にWindows Live Hotmailのアカウントを追加する

Thunderbird3にWindows Live Hotmailのアカウントを登録する方法をメモしておく。

POP3とSMTPの設定値については、もちろんHotmailのヘルプに書いてあるのだが、これでは受信はできても、送信ができない。問題はThunderbird3にある。

POP3設定 - Windows Live Hotmail (2009/12/13 20:22取得)

フィールド
受信 POP サーバー pop3.live.com
受信 POP メール ポート 995
POP の SSL 保護 必要
ユーザー名 お使いの Windows Live ID (例: example555@hotmail.com)
パスワード Hotmail へのサインインにお使いのパスワード
送信 SMTP サーバー smtp.live.com
送信 SMTP メール ポート 25 または 587
認証 必要 (お使いの Windows Live ID とパスワード)
TLS/SSL 保護 必要 (TLS を使用できる場合は TLS を選択し、使用できない場合は SSL を選択してください)

1. Thunderbird3のアカウント追加画面には自動で設定を探す機能があるが、これはどうせうまく行かないので即キャンセルして手動で、上記ヘルプのガイダンスにしたがい設定。

2. しかしPOP3はともかく、Thunderbird3では、SMTPの設定をどのようにしてもHotmailアカウントからの送信は決してうまく行かない。問題はもちろんSMTPの設定の部分である。

3. 解決にはThunderbird2を起動して、SMTPの設定で、ポート欄を「587」、「保護された接続を使用する」欄で、「TLS(利用可能な場合)」を選ぶ。これでテストメールの送信。Hotmailアカウントのパスワードを入力して、送信出来ればOk。これでThunderbird2は終了する。

4. 同じプロファイルでThunderbird3を起動。「送信(SMTP)サーバ」の設定画面で、先にThunderbird2で作成したHotmailのSMTPサーバ設定を見ると、「接続の保護」欄に「STARTTSL(可能な場合)」という、デフォルトでは存在しなかった項目が出現していて、選択されている。

5. このSMTPサーバ設定でまたテストメールを出す。送信出来れば設定成功。

[追記]

上記の手順を踏んでSMTP送信に成功したあとだと、「接続の保護」で「STARTTSL」にしても送信出来る。いろいろな設定を試したはずだけど、もともとこの設定でOkだった?

2009年11月1日日曜日

F&F T店のパンの品名値段表示がめちゃくちゃ

自然食品店F&Fの、近所のT店のパンの品名値段表示がめちゃくちゃになっている。

レジ近くにあるパンの棚には、F&Fブランドの食パンが並んでいて、品名値段表示(以下、値札と略記)には、「天然酵母胚芽玄米パン」とか「天然酵母全粒粉パン」とか、天然酵母使用をうたっているものととくにそうしていないものとがある。

そのうちの幾つかには、「天然酵母100%使用」という札が追加で着いている。それで「どれどれ」とその値札の後に並ぶ食パン袋を取り上げて裏側の原材料表示を見ると、「天然酵母、(…中略…)、イースト」と、天然でない酵母という意味で使っているとしか思えない「イースト」なる材料名がしっかり書かれている。原材料表示に書いてある商品名も、値札にはあった「天然酵母~」の部分がなくなっていたりする。

それで隣にある、値札では「天然酵母○○パン」となっていない、そして「天然酵母100%使用」という追加の札もないパンを取り上げて裏側をみると、今度は原材料に「イースト」は書いてない。「天然酵母」だけである。

自然食品店でなぜこういうことになるのか。しかも、その店のブランドの商品で(本来他の製品に比べてもっともコントロールが行き届いているはずの商品で)。わざわざ「天延酵母100%使用」の札をつけて。店員が忙しすぎるのか、それとも「イースト」というのを酵母でない何か別の食材と勘違いしているのか…。

値札と「天然酵母100%使用」という追加の札と商品の裏の原材料表示とがめちゃくちゃになっているのは、これで二度目。たぶんいつもそうなっているのである。今度発見したら注意してあげよう。

2009年10月26日月曜日

Vista入りだったThinkPad と Windows 7 その後

先のポストに覚え書きしたページからダウンロード、インストールしたSystem Update 4を通じてソフトウェアのアップデート候補を見てみたところ、ホットキーに関するものと、電源管理に関するものとが有効であることに気がついた。

先日のWindows 7のインストールと直後の各種ドライバー、ユーティリティソフトウェアの導入後、ThinkPad x200はとくに問題もなく動いているが、音量調節ボタン(ミュート、音量上、音量下)のうち、ミュートのボタンが効かないことがわかっていた。そういうわけでホットキー関連ソフトに注目。

インストールして(依存関係上電源管理のほうもインストールされることになった)、再起動するとミュートボタンが有効になった。些細なことであるが、一件落着。

あとはMicrosoft SQL Server 2005 Compact Editionの問題である。

2009年10月24日土曜日

Windows7にアップグレード後、ThinkPadに導入すべきソフトウェアの在処

引き続きThinkPadをWindows7にアップグレードする際のメモ。

先のメモにURLを書き付けたページにいわく、Windows Vista以前のOSが稼働しているThinkPadにWindows 7をアップグレードインストールする際には、幾つかのソフトウェアをアンインストールしないといけない。(実際には2つほど取り逃ししたものの問題なくアップグレードできたが…)

そしてWindows 7へのアップグレード後はこれらのソフトウェアの新版をインストールしないとけない。
ところが現状、Lenovoの日本語のサポートサイトで探しても、アップグレード後に再インストールしないといけないソフトウェアが全然揃わない。しかもサイトの反応がいやに遅い(今に始まったことではない)。

Googleで検索したところ、英語のサイトでは「ThinkVantage System Update」までは得られた(以下メモ)。

■Downloads and drivers
http://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/product.do?doctypeind=9&template=%2Fproductselection%2Flandingpages%2FdownloadsDriversLandingPage.vm&sitestyle=lenovo

しかしそれにしても英語サイトでもすべてのソフトウェアは揃わなかった。

一番に気になるのは、同じくアップグレード以前にアンインストールした、「Microsoft SQL Server 2005 Compact Edition」なるもので、これのWindows 7に対応する新版、というのはいったいあるのだろうか。
製品名の中の年号からしてとてもWindows 7向けのものが出ているとは思われない。では「~2008」というのをインストールすべきなのか? しかし「~2005」同様に動作するとは限らない。むしろ異なる方が普通。はてさて。

2009年9月5日土曜日

回避法発見──Opera で、TEXTAREAの表示テキストとvalueプロパティの連動がなくなる問題

先の2つのポストでのべた問題の現象は、問題を(開発中のアプリ以外の場所で)再現しようとしてもうまくいかない…。が、ともかくこの現象を回避するための方法がわかった。

TEXTAREA要素を、非表示の要素に追加してはいけない表示してから追加しないと、valueプロパティと表示されているTEXTAREA内のテキストとの連動が切れる現象が起きやすくなる

結局のところ、2つの値の連動がなくなってしまう決定的な条件・理由は不明のままだが、ともかくOperaでは上記の対策が有効な模様。

実際にこの問題がおきたのは、jQuery UIライブラリの、DialogとTabsのUI内であった。どちらも、コンテンツを隠す──Dialogの場合はダイアログそのものを表示・非表示できるし、Tabsの場合は選択されているタブのコンテンツ以外は非表示になる──機能があり、この隠している状態で、コンテンツにTEXTAREA要素を追加すると上述の問題が100%発生していた。

2009年9月4日金曜日

Opera 9 および 10 におけるTEXTAREAのValueプロパティに関するバグ

先のポストにも書いたバグに3日間悩まされ続けている。
バグの症状をまとめてみると……

Opera 9 および 10 で、
  1. あるDOM要素──ここでは仮にWとする──内(たとえばDIV要素内)に、jQueryで$('<textarea></textarea>') などとして作成したTEXTAREA要素を子要素もしくは孫要素などとして関連付ける(appendメソッドなどを使用)。
  2. W要素を空にする──子要素をすべて削除するなり、innerHTMLプロパティに空文字列を代入するなりする。jQuery要素としてのWであれば、emptyメソッドでこれができる。
  3. もう一度、1と同じ手順でTEXTAREAを作成して要素Wに関連付ける。

これでもう、TEXTAREAのvalueプロパティと、実際に表示されているTEXTAREA内のテキストとが、連動しなくなる

こうなると、もう、どんなテキストを入力しても、あるいは既存のテキストをどう編集しようとも、それらがvalueプロパティに反映されないため、JavaScript側からユーザが入力したテキストを取得しようとしても、あくまでもプロパティとしてのvalueの値しか取得できなくなる。

プロパティとしてのvalue──表示されているテキストとの連携を失ったvalueの値──は、もちろんvalueプロパティに対して別の文字列を代入することで変更可能だし、当然jQueryのメソッドでも変更できる。しかしこうしてvalueプロパティの値を変更しても、もう表示には反映されない

これはかなり最悪な状態である。どうしても回避できない! こんな簡単なことなのに、検索でしらべてみても他に同様の症状の報告がない。これはぼくのPCにおいてだけ発生するもの?!

2009年9月3日木曜日

Opera 9 - 10 で、フォーム要素のvalueと表示に食い違い

Opera 9 および 10 で、フォーム要素──とくにTEXTAREAとINPUT(type=text)のvalueプロパティと、実際にそれらの要素内に表示されているテキストとが食い違う、したがってフォーム内に記述され編集され表示されているデータをJavaScriptからうまく取得できない、という非常に厄介な問題に遭遇している。

TEXTAREAについては、CSSと関連して値の取得がうまくいかない、とかほかにもOpera旧バージョンのバグが報告されているようだけど、上述のような問題は見あたらない様子。

問題は頻繁に起きるのだが、いまいち正確な条件がわからない。

2009年8月27日木曜日

久々に拡張機能ScribeFireを導入してみると

久々に拡張機能ScribeFire(バージョン3.4.4)を導入してみると、小さなウィンドウで(開発者たちが想定していないウィンドウの高さで)SbribeFireを起動すると、ブラウザウィンドウのタブ内に表示されたScribeFireのUI全体が縦にスクロールできてしまう、という問題が解決していた。

しかし拡張機能Web Search Pro──選択文字列をドラッグすると、画面内に、登録された複数の検索エンジンの“窓枠”が表示され、そこへドロップすると検索が行われる機能など検索関連で多彩な機能をもつ──とは相性が悪い。

ScribeFireのUI内の投稿テキストの編集画面で、文書中に画像を挿入して、この画像の位置を変えようとドラッグすると、Web Search ProのUIがScribeFireのUI上に表示されてしまう。しかも検索エンジンの“窓枠”のかたちが崩れ、巨大化していて、画面の過半を隠してしまう… よってこの2つの拡張機能の併用は、(Web Search Proのドラッグ&ドロップ検索の機能をOffにしないかぎり)難しい。

あと、投稿テキストの編集画面の上側に表示されるタブは相変わらず日本語非対応らしく、横幅の調整ができていない。これは相変わらずである。

Powered by ScribeFire.



2009年8月26日水曜日

jQueryUIのSelectableにバグ?

jQueryのUIプラグインにふくまれるSelectableプラグインにはどうもバグのようなものがある。

(jQuery 1.3.2、jQuery UI 1.7.2、Firefox 3.5)

■親子(孫)関係にある要素で「選択」動作が混乱

要素A、B、C、D、E、…という順番で入れ子構造になっているHTMLの要素(たとえばDIV要素)があって、

  1. 要素Dのselectableメソッドを呼び出して、要素E(たち)を選択できるようにする( D . selectable ( [ {Object} options ] ) )。
  2. 要素Dのselectableメソッドを、文字列"destroy"を引数にして呼び出して、Eの選択可能状態を解消する(D . selectable ( "destroy" ))。
  3. 次に要素Bに対して、selectableメソッドを呼び出して、要素C(たち)を選択可能にする。
  4. 要素Bのselectableメソッドを、文字列"destroy"を引数にして呼び出して、Cの選択可能状態を解消する。
  5. もう一度、要素Dのselectableメソッドを呼び出して、要素E(たち)を選択できるようにする。

このようにした状態で、要素Eをクリックしても、「選択」(select)イベントは起きない。そしてなぜか、selectingイベント中、要素Cが「選択」イベントの対象となる。

これは例えばselectingイベントリスナの第2引数であるuiオブジェクトのselectingプロパティを参照するとこれがわかる。

またFirebug等でDOMとしての要素Cを監視していると、要素Eがクリックされたとき、(要素Eではなく要素Cに)"ui-selecting"クラスが付加され、マウスクリックが終わってもそのまま残されることがわかる(本来はselectingイベントが終了したのだから自動的に"ui-selecting"は取り除かれなくてはいけない。この不完全な動作が、Selectableプラグイン内部で問題の起きている証拠?)。

「選択」動作が終了すると、selectstopイベントは起きる。けれども、要素Eに(その要素が「選択」されたことを示す)"ui-selected"クラスが付加されることはない。

どういう理由か分からないが、Selectableプラグインの内部では、「5」の段階でも、選択可能な要素の一覧として、要素C(たち)の情報が何らかのかたちで残存してしまっているらしい。

■この問題を回避する方法

「回避する方法」といってもかなり奥の手的なのだが…、手順「4」のあと、Aのhtmlメソッドを呼び出して、Aの内側のHTML要素を文字列のかたちで取り出し、それをそのままAのhtmlメソッドに渡す( A . html( A . html() ) )。そして手順「5」を実施する。

こうすると、BやCやDやE(のどこか)に要素(DOM)に結びつけられている「選択」可能な要素の情報が破棄されて、うまくいく。…みたい。

2009年8月18日火曜日

COLSPAN属性およびROWSPAN属性とIE

引き続きInternetExplorerのDOM実装と格闘していて気がついたこと。

■COLSPANとROWSPANは静的な値である?

jQueryが、IE6やIE7において、内部的にどのようにこの2つの属性を読み書きしているのかはわからないが、
( {jQuery} tdElement ).attr( 'colspan', {Number} colspanValue )
( {jQuery} tdElement ).attr( 'rowspan', {Number} rowspanValue )

という呼び出しで、DOMのTD要素に両属性を書き込みしても、ブラウザの画面内で表示されているTD要素にその効果──すなわち複数のセルを結合した大セルの表示と、それにともなう右隣、下隣のセルの適切な位置への移動──は行われない。

FirfoxやOpera、Safariで同じことをすれば、セルのサイズが変更される。つまり両属性を書き込んだ時点でそのTD要素を内包するTABLE要素の再レンダリングが行われて、前述の「効果」が現れる。(「効果」によって右や下方に押し出されてしまう余分なセルは削除すれば、きれいなテーブルになる)。

IEでは──すくなくともjQuery1.3.2を使用している場合──このような親切は期待できない。上記のattrメソッドで属性を書き込んだあと、TABLE要素に対して、

({jQuery} tableElement).html( ({jQuery} tableElement).html() )

などとすこしばかばかしい処理(TABLE要素内のHTMLソースコードを取り出して、それをそのまままた元のTABLE要素内に注入する)をして、手動でTABLEの再レンダリングを引き起こす必要がある。

※TABLE要素内の要素にイベントリスナなど後天的・動的に付加された情報がある場合、それらの情報は上記の処理では棄却されてしまう。これを回避するにはもっと面倒な処理を行う必要がある。

■COLSPANとROWSPANは別待遇

これはFirefoxでもそうなのだが、COLSPANとROWSPANはブラウザ内部では値の扱い方が違うらしい。FirefoxではCOLSPANやROWSPANが指定されていない要素に対して、たとえば
var td = $('<td></td>');
td.attr('colspan'); // undefined を返す
td.attr('rospan'); // 1 を返す
とattrメソッドを呼び出した場合、二つの属性で返される値が異なる。
これは標準と照らしてどうなのかわからないが、わかりづらい動作であることは確かであろうと思う。

IEではこれがさらに怪しげになる。

"colSpan"属性や"rowSpan"属性(なぜかSが大文字)が存在する。どういうときにこれらの属性値が出現するのかわからない。たぶん、
td.attr('colspan', {Number} colspanValue);
td.attr('rowspan', {Number} rowspanValue);
などとすると、(TABLE要素のinnerHTMLプロパティなどにアクセスするとわかるのだが)、TD要素に、この謎の属性が出現する。そしてなぜかこの謎の属性のほうが、"colspan"や"rowspan"(もちろんすべて小文字!)よりも効果が優先される。仕方なく、
if($.browser.msie){
td.attr('colSpan', {Number} colspanValue);
td.attr('rowSpan', {Number} rowspanValue);
}
などとすると、うまくいく。($.browserつまりjQuery.browserオブジェクトは、jQuery1.3ではすでにサポート対象外宣告を受けているのだけど、こうしてしばしば立派に活躍していることを考えると、なぜサポート対象外?と疑問を感じる)

■そもそもIEでは、"colSpan"や"rowSpan"は存在しても、"colspan"や"rowspan"は存在しない?

さらに恐ろしいのは、IEで
td.removeAttr('colspan');
td.removeAttr('rowspan');

などとすると、エラーでJavaScriptの実行が停止してしまうこと。
おそらく「そんな名前の属性は存在しません」とでも訴えているのである。これにはかなりムカっとくる。

InternetExplorerのDOM属性認識

ここのところJavaScriptのライブラリjQueryのプラグインをいくつも作っていて気がついたのだが、InternetExplorer(IE)のJavaScript(JScript?)におけるDOM要素や、そのinnerHTMLプロパティからアクセスできるHTMLソースコードには独特なものがある。

Firefox、SafariではinnerHTMLプロパティからアクセスできるソースコードはタグ名がすべて小文字アルファベットで、XHTML的。ただしBR要素やHR要素、IMG要素などの元来閉じタグのない要素について末尾を「~/>」で終わらせる、というようなことはされていない。

Operaではある意味、innerHTMLというプロパティ名からして正しい挙動なのかもしれないが、タグ名はすべて大文字になる。

IEでは、innerHTMLプロパティから得られるソースコードは、Opera同様タグ名が大文字になる。そして属性値は、値にスペースが入らない種類のものである限り、「"~"」(クオテーション)で囲われていない。さらに、STYLE属性の、CSSプロパティ名がなぜかみな大文字アルファベットになっている。

これはDOM要素の属性にアクセスするためのプロパティを通じて、STYLE属性にアクセスした場合も同様であるらしい。CSSプロパティ名は大文字であった。

以上でもすでにして、IEのDOMが恐ろしくなってくるのだが、さらに問題があった。
IEでは手書きのソースコードや、DOMのメソッドを用いて作成したDOM要素に、手動で指定してはいない数多くの──おびただしい数の属性が追加される。innerHTMLプロパティを用いるにせよ、attributesプロパティを用いるにせよ、これらのプロパティによって得られるソースコードや属性の情報にはこちらが予期していない、しかもものすごい数の属性が含まれている。

たとえばTD要素(テーブルのセル)のcolspan、rowspanなどはこちらが指定しなくても、DOMのプロパティとしては存在していて、初期値は1。disabledという属性を持つことのできる要素については、かならず「disabled=false」。その他のすべての要素には「tabindex=1」が勝手にセットされているし、「on~」という形式のイベントリスナを指定する属性も空文字列が値として指定されて存在している。

これは結構タチが悪く、ソースコードがやたらと長く、また読みにくくなるし、下手に標準値などを指定されると困る場面がある(IEのDOMから得られたソースコードを他のブラウザで利用するときなど)。

結局上記4ブラウザでHTMLソースコードを標準化する(そして何らかの別の処理に用いる)には、

  1. IEとOperaでは、タグ名の小文字化を実施し、
  2. IEでは、「"~"」で囲われていない属性値を囲い、
  3. IEでは、STYLE属性についてはCSSプロパティ名部分を小文字化し、
  4. IEでは、さらに値が「0」であったり、「false」や「null」、「""」(空文字列)であるような属性は、(属性値だけでなく)属性ごとカットしてしまい、これは場合にもよるが「tabindex」については「1」であればこれも属性ごと削除する

──という処理が必要になる。

2009年8月11日火曜日

NTEmacs 22 インストール・メモ

Lisp/Scheme系言語の学習のため、また愛用のEmEditorと仕方なく使用しているAptanaの間を埋めるテキストエディタ探しのため、Emacsを試してみようということになった。マニュアルを貸してくれた友人に感謝。

今回はそのGNU EmacsおよびNTEmacsのインストールのときのメモ。
環境は、Windows Vista Business SP2

■GNU Emacs 23.1

FSFで配布されているGNU Emacsを試した。Windows版は、こことかから。最新版をダウンロードして、任意のディレクトリに解凍するだけでよい。解凍してできたディレクトリのなかの、「bin」ディレクトリの「runemacs.exe」でEmacsを起動する。

起動してみたところ、少なくともバージョン23.1では、日本語のインライン入力に対応していないことがわかった。日本語入力をすると、Emacsウィンドウ(“フレーム”といふらしい)の下に入力中のテキストが表示される。確定するとEmacs画面中のポインタ箇所に挿入される仕組みである模様(そもそも確定動作以前にインライン入力ができないことがわかった段階で失望を感じてそれ以上なにもしなかった)。一昔前のPhotoshopがこんな感じだったように思う。

チュートリアルの画面も、日本語フォントが不完全なものなのか、対応するフォントがないことをしめすらしい「□」がいっぱい混じっている。虫食いの古文書か、ところどころ判読できない古新聞史料でも読んでいるみたいで、話にならない。

これを初心者が使うのは時間と労力の無駄になるだろうと判断して(初心者でなくてもインライン入力ができないのでは、テキストエディタとして問題、だと思う)、このオリジナルEmacsは放棄。

■NTEmacs 22.2

上述のフォントのことですこしググったときに見つけた、GNU Emacsにパッチを当てたエディション、NTEmacs

日本語のインライン入力ができる上、ウィンドウ(フレーム)の半透明表示ができるらしい(しかし後者の機能はあまり重要でない)。

ダウンロードはSOURCEFORGEのプロジェクトページから。一覧中「~.patch.gz」などで終わっているのは無視して、「NTEmacs 22BASE Binary」などと表示されている欄からダウンロード。「emacs_22.2_bin_20080327.exe」は自己解凍プログラムだったので、ダブルクリックで解凍できる。

これまた好きな場所に移す。解凍してできたディレクトリのなかの「22.2」ディレクトリのなかの、「bin」に「runemacs.exe」がある。

起動するとちゃんと日本語のインライン入力ができる。フォントの設定も適切にされていて、MSゴシックで表示される。前述のような文字の欠落はない。

一段落。

2009年7月3日金曜日

Firefox3.5のタブにバグ──タブバーに存在しないタブの内容が表示される

Firefox3.5のタブ機能にバグを見つけてしまった──というか遭遇してしまった。

右図のように、タブバーにはタブがひとつも存在しないのに、コンテンツは表示される。Tab Mix Plusなどタブの動作に関する拡張機能は使用していないから、おそらくFirefox自身の問題。

「+」ボタンを押して新しいタブを表示すれば、当然そのタブ(=新しいタブ=真っ白のコンテンツ)が表示されるのだが、そのタブを消すと、またタブバーに存在しないタブの内容(もとどおり)が表示される。

2009年6月23日火曜日

Firefox3.0と3.5──起動直後の十数秒間の「応答なし」

Firefox3.0(Windows Vista Business SP1)を起動すると、起動直後──正確にはブラウザのウィンドウが表示された数秒後──から数十秒間、一切の操作を受け付けず、操作しようとするとタイトルバーに「Mozilla Firefox(応答なし)」と表示される。

これはどのようにしても、こうなる。
セーフモードで起動したときもそうであった。原因が分からない。

十数秒待てば復帰するので致命的な問題ではないのだが、実質的な起動時間の延長に、どうしてもいらいらする。

この問題がFirefox3.5では解決されるかも、とすこし期待していたが、Firefox3.5RC2をインストールして使用してみたところ、同じ現象に見舞われた…。

そんなわけで相変わらず、ストレスを感じたくないときはOpera9.46を使用していたりする。

2009年6月22日月曜日

Songbird1.2、その後

SOURCEFORGE.JPのニュースいわく、

ライブラリ管理、iTunesとの同期などを強化した「Songbird 1.2」がリリース
iTunesとのやりとりも改善した。「iTunes Music Store」で購入したコンテンツをSongbirdのプレイリストに反映でき、Songbirdに追加した楽曲やプレイリストをiTunesにエキスポートできる。これにより、「iPhone」「iPod touch」と容易に同期できるという。また、Last.fmのサポートも強化したほか、10バンドのエコライザーも搭載した。


──というのですこし期待して、(前回バージョン1.2をインストールした直後はダメだったが)「もしかしてもう一度試したら、iTunesStoreで購入した楽曲が再生できるかも!」と、Songbirdを起動したところ、iTunesのプレイリストとSongbirdのプレイリストをマージするかどうかを選択するダイアログが表示された。

そこでますます「もしや」と思ったが、マージしてもやはり楽曲は再生できない。それはまーそーだよなー。ガッカリ…。

2009年6月20日土曜日

Songbird 1.2公開──iTunes Store経由で入手したファイルは再生できない

Songbird 1.2が公開された。

すこし期待したのがだが、やはりダメだった。
iTunes Store経由で入手した楽曲は再生できない。

しかしもともとそうだったわけではなく、1.1.2にバージョンアップしたころからだったように思う。あるいはSongbirdの問題ではなく、同じ時期にiTunesなどになにか変更があったのかも知れない。

2009年6月8日月曜日

紀伊国屋BookWebの書籍データはやはりちょっと…

今日、ふと思い立ち確認してみたところ、「成田竜一」は「成田龍一」に直っていた。

しかし今日書籍検索をしていてわかったが、「リュシアン フェーヴル」では何も引っかからず、「フェーヴル」でもだめで、「リュシアン・フェ-ヴル」でないと彼の書籍が抽出されない、ということがわかった。

しかもゴシック体フォントだとわかりにくいかも知れないが、「フェ-ヴル」は「ー」(長音記号)ではなく「-」(ハイフン。全角のマイナス記号)なのである。(ただしBookWebの検索システム上では長音記号と全角ハイフンは互換関係にあるようで、長音記号であらわした「リュシアン・フェーヴル」でも同じ結果になる)

そういうわけで彼の『書物の誕生』などの著作を検索するのに、まず「リュシアン」で検索して、検索結果1件目の『“ヨ-ロッパ”とは何か?』の書籍情報を表示し、そのなかの著作者情報から「フェーヴル,リュシアン【著】〈Febvre,Lucien〉」というリンク(しかもここでも表記法が違うことに注目!)をクリックして、彼の書籍一覧を得る、というようなことをしてしまった…。

ここまでひどくはないが、「エドワード・サイード」と「エドワード サイード」では検索結果が異なる。「ピエール・ブルデュー」を「ピエール ブルデュー」にすると、なぜか検索結果の件数が減少する(!)。

そういうわけで、やはり紀伊国屋BookWebの書籍データはやはりちょっと劣悪である。

2009年6月1日月曜日

成田竜一ばかりではなかった

その,紀伊国屋BookWebの書籍データの誤りをもうひとつ見つけてしまった.
木島日記』の著作者名(森美夏)が抜けて,原作者名(大塚英二)だけになっている…

数日間で2件も見つけてしまった──もしかして紀伊国屋BookWebの書籍データは全体としてかなり劣悪なのではないだろうか,と考えてしまう.すくなくともAmazonの数百倍劣悪っぽい.