ラベル Windows の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Windows の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2011年3月14日月曜日

WindowsでValaを動かす

きょうはちょっと小休止。「JavaプログラマーからみたVala」は置いておいて、公式サイトにあった別のメモの翻訳を載せます。

原典は、Vala on Windows(2011年3月14日取得)です。

******************************

WindowsでValaを動かす

Valaはいつもソースコードの形式でリリースされます。しかしValaコミュニティのメンバーが、Windows向けのバイナリを提供しています。.exeファイルとして提供されているインストーラにより、Windowsのための必要最低限のGNU環境(MinGW)──GlibやGTK+といったライブラリとともに、CコンパイラとValaコンパイラを提供します──をインストールできます。

インストールが終わると、次のようにしてValaプログラムをコンパイルできるようにります。
> valac hello.vala

GTK+ライブラリを使用したアプリを起動した際に、コンソールウィンドウが表示されてしまう問題を抑制するためには、次の手順をとってください。

  • MinGW API for MS-Windowsをダウンロードします。“w32api-x.xx-mingw32-dev.tar.gz”という形式の名前が付いたファイルです。(訳者:“dev”という接尾辞のあるものです。)
  • ダウンロードしたアーカイブファイルを、Vala(もしくはMinGW)がインストールされているディレクトリに展開します。(訳者:前述の.exeを使用してValaコンパイラ環境をインストールすると、Cディレクトリ直下に“vala-x.xx.x”というディレクトリが作成されます。このディレクトリには、libincludeといったディレクトリが配置されています。MinGW API for MS-Windowsのアーカイブファイルを展開するとlibincludeといったディレクトリがあらわれるので、これらをC:\vala-x.xx.x/libC:\vala-x.xx.x/includeに上書きします。)
  • Valaコンパイラを“-X –mwindows”というオプションとともに呼び出します(訳者: “-X –xxx”というのは“-xxx”の部分がCコンパイラに与えられるオプションであることをあらわしています)。
> valac -X -mwindows --pkg gtk+-2.0 hellogtk.vala

(最終更新: 2011年1月4日 13:04 /執筆: NicolasJoseph)

******************************

2009年12月13日日曜日

Thunderbird3にWindows Live Hotmailのアカウントを追加する

Thunderbird3にWindows Live Hotmailのアカウントを登録する方法をメモしておく。

POP3とSMTPの設定値については、もちろんHotmailのヘルプに書いてあるのだが、これでは受信はできても、送信ができない。問題はThunderbird3にある。

POP3設定 - Windows Live Hotmail (2009/12/13 20:22取得)

フィールド
受信 POP サーバー pop3.live.com
受信 POP メール ポート 995
POP の SSL 保護 必要
ユーザー名 お使いの Windows Live ID (例: example555@hotmail.com)
パスワード Hotmail へのサインインにお使いのパスワード
送信 SMTP サーバー smtp.live.com
送信 SMTP メール ポート 25 または 587
認証 必要 (お使いの Windows Live ID とパスワード)
TLS/SSL 保護 必要 (TLS を使用できる場合は TLS を選択し、使用できない場合は SSL を選択してください)

1. Thunderbird3のアカウント追加画面には自動で設定を探す機能があるが、これはどうせうまく行かないので即キャンセルして手動で、上記ヘルプのガイダンスにしたがい設定。

2. しかしPOP3はともかく、Thunderbird3では、SMTPの設定をどのようにしてもHotmailアカウントからの送信は決してうまく行かない。問題はもちろんSMTPの設定の部分である。

3. 解決にはThunderbird2を起動して、SMTPの設定で、ポート欄を「587」、「保護された接続を使用する」欄で、「TLS(利用可能な場合)」を選ぶ。これでテストメールの送信。Hotmailアカウントのパスワードを入力して、送信出来ればOk。これでThunderbird2は終了する。

4. 同じプロファイルでThunderbird3を起動。「送信(SMTP)サーバ」の設定画面で、先にThunderbird2で作成したHotmailのSMTPサーバ設定を見ると、「接続の保護」欄に「STARTTSL(可能な場合)」という、デフォルトでは存在しなかった項目が出現していて、選択されている。

5. このSMTPサーバ設定でまたテストメールを出す。送信出来れば設定成功。

[追記]

上記の手順を踏んでSMTP送信に成功したあとだと、「接続の保護」で「STARTTSL」にしても送信出来る。いろいろな設定を試したはずだけど、もともとこの設定でOkだった?

2009年10月26日月曜日

Vista入りだったThinkPad と Windows 7 その後

先のポストに覚え書きしたページからダウンロード、インストールしたSystem Update 4を通じてソフトウェアのアップデート候補を見てみたところ、ホットキーに関するものと、電源管理に関するものとが有効であることに気がついた。

先日のWindows 7のインストールと直後の各種ドライバー、ユーティリティソフトウェアの導入後、ThinkPad x200はとくに問題もなく動いているが、音量調節ボタン(ミュート、音量上、音量下)のうち、ミュートのボタンが効かないことがわかっていた。そういうわけでホットキー関連ソフトに注目。

インストールして(依存関係上電源管理のほうもインストールされることになった)、再起動するとミュートボタンが有効になった。些細なことであるが、一件落着。

あとはMicrosoft SQL Server 2005 Compact Editionの問題である。

2009年10月24日土曜日

Windows7にアップグレード後、ThinkPadに導入すべきソフトウェアの在処

引き続きThinkPadをWindows7にアップグレードする際のメモ。

先のメモにURLを書き付けたページにいわく、Windows Vista以前のOSが稼働しているThinkPadにWindows 7をアップグレードインストールする際には、幾つかのソフトウェアをアンインストールしないといけない。(実際には2つほど取り逃ししたものの問題なくアップグレードできたが…)

そしてWindows 7へのアップグレード後はこれらのソフトウェアの新版をインストールしないとけない。
ところが現状、Lenovoの日本語のサポートサイトで探しても、アップグレード後に再インストールしないといけないソフトウェアが全然揃わない。しかもサイトの反応がいやに遅い(今に始まったことではない)。

Googleで検索したところ、英語のサイトでは「ThinkVantage System Update」までは得られた(以下メモ)。

■Downloads and drivers
http://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/product.do?doctypeind=9&template=%2Fproductselection%2Flandingpages%2FdownloadsDriversLandingPage.vm&sitestyle=lenovo

しかしそれにしても英語サイトでもすべてのソフトウェアは揃わなかった。

一番に気になるのは、同じくアップグレード以前にアンインストールした、「Microsoft SQL Server 2005 Compact Edition」なるもので、これのWindows 7に対応する新版、というのはいったいあるのだろうか。
製品名の中の年号からしてとてもWindows 7向けのものが出ているとは思われない。では「~2008」というのをインストールすべきなのか? しかし「~2005」同様に動作するとは限らない。むしろ異なる方が普通。はてさて。

2009年10月21日水曜日

ThinkPadで、Windows VistaからWindows 7へアップグレードする方法・注意点

ThinkPadなどにインストールされ稼働しているWindows VistaをWindows 7にアップグレードする方法について、Windows 7の公式サイトの互換性情報ページにはLenovoについて記載されていない(Lenovo Japanが何も提出しなかったからだろう)し、Lenovo Japanの公式サイト上でもそれらしい情報は見つからない。サポート・ドキュメントの検索をしてみてもダメ。

「優待アップグレードキャンペーン」だとか、「Windows7 Lenovo Enhanced Experience」だとかの話ばかりで、要するにもう既に売ってしまったVista 搭載PCのことなど知ったことか、という消極的姿勢。

Web上で検索してもなかなか情報が見つからなかったが、どこかのブログで見つけたページのURLをここにもメモしておく(何しろこのページ自体Googleなどの検索エンジンでは見つけられないのでいかなる文脈上にある情報か確認出来ず、その上このURLを入手した元のブログの記事を探したのだが、これがまた見つからない。なので失礼ながら「どこかのブログ」である)。

■How to upgrade your Lenovo PC (※Lenovoの国際サイト。以下のドキュメントもすべてLenovo Japanではなくこの国際サイト上のもの)
http://www.lenovo.com/us/en/windows7-sitelet/upgrade_lenovo_PC.html

■Windows 7 Hints and Tips (※上記ページから遷移。ここにデスクトップとノートとそれぞれ向けのドキュメントがある)
http://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/document.do?sitestyle=lenovo&lndocid=WIN7-TIPS

■ThinkPad® での Windows® 7 のセットアップ・ガイド - 概要 (※以下がノートPC向け)
http://download.lenovo.com/lenovo/content/win7/win7_tips_notebook_guide_jp.html

■ThinkPad® において Windows Vista® から Windows® 7 へアップグレードする方法 - 概要
http://download.lenovo.com/lenovo/content/win7/win7_tips_notebook_upgrade_jp.html

■ThinkPad® で Windows® 7 へアップグレードする際のアプリケーション・ソフトウェアの制限事項
http://download.lenovo.com/lenovo/content/win7/win7_tips_notebook_software_jp.html

■ThinkPad® の Microsoft® Windows® 7 のヒント集
http://download.lenovo.com/lenovo/content/win7/win7_tips_notebook_install_jp.html

2009年3月10日火曜日

KDE 4を使ってみた…が、Firefox3にやや問題あり

Wubiを使用してWindowsとKubuntu(Linux)のデュアルブート環境を作ってみた。理由はKDE 4を試してみたくなったため。

まだほんの少ししか使っていないが、いくつかわかったこと。
  • インターフェイスがとても美しい──OxygenテーマはVistaのAeroの比ではない
  • Firefox3はKDE4向けにデフォルトテーマをちゃんと用意していない──「アドオン」画面の「テーマ」タブには「Default」テーマが表示されているが、その右側に表示されるイメージ画像には「Tango!」と書いてあって、一目瞭然。もちろんKDE4のデフォルトテーマはTangoではなくOxgenなである。そしてあきらかに表示がおかしい。一番ひどいのはたぶんタブバーの表示(下画像)。ようするにKDE4は事実上サポート対象外なのである。バージョン3からはそれぞれのOSのテーマをFirefoxのデフォルトテーマとするという話だったが…がっかりである。Kde4+Firefox3というテーマが公開されていたが、これも対応が完全ではない。
  • Konquerorがおもしろいが物足りない──このブラウザでありエクスプローラでありドキュメントビューアであるアプリはもちろんFirefoxのようなインターフェイスの不始末はなくオプションが豊富でおもしろい。が、いかんせん、数十個の拡張機能で武装したFirefoxに慣れてしまった後では、どうしても物足りない。あとレンダリングエンジンやJavaScriptインタプリタが異なるために表示・動作の違いが出てくる。またGmailはIE同様に制限されたUI・機能しか使えない。

2009年3月9日月曜日

うちのThinkPad X200はよくコンテクストメニューの問題を起こす

うちのThinkPad X200は,どういうわけか,たまにコンテクストメニュー(右クリックで表示されるメニュー)で異常が起きる.

デスクトップ画面()や,エクスプローラの画面で,ファイルやフォルダなどの上で右クリックすると,エクスプローラが無限ループに突入してしまうのである.こうなるともうどれだけ待っても回復しない.ウィンドウ右上の「×」ボタンもまったく効かない.しかたなくそこら中をクリックしたりしていると,「エクスプローラは応答しません」的なエラーメッセージが表示されて,このアプリを強制終了するほかなくなる.

※デスクトップ画面でも,ファイルやフォルダの上で右クリックした場合には,背後ではエクスプローラが起動して,何らかの処理を実行しているらしい.したがって表面上エクスプローラがはたらいていないように見えるデスクトップ画面でもこの問題が起きる.

こうなるともうログアウト→再ログインを行ったり,あるいはOSの再起動を行ってもまったく問題は解決しない.とにかくファイルのアイコンの上で右クリックするたびに,コンテクストメニューは表示されず,かならずエクスプローラがフリーズしてしまう.

これはかなりの恐怖である.もはや,あらゆるファイルとフォルダには,ダブルクリックでそのファイルに関連づけられたアプリを起動するか,それぞれのアプリの「ファイル」→「開く」という操作を通してしかアクセスできないからである.

.docファイルを表示するのにWord(Viewer)だけでなくOpenOffice.org Writerも使いたいとき,.htmlファイルを“ソースコードとして”表示したいとき,画像ファイルをWindows付属の画像ビューアではなくPhotoshop CS3で開きたいとき,…こうしたことが頻繁にあるのに,コンテクストメニューが使えないとは!

こんな時にはThinkPadの付属アプリのアップデートサービスをやるしかない.これらのアプリのアップデートをすると,これもどういう分けだかわからないが,問題は解決してしまう.

Powered by ScribeFire.

2008年11月15日土曜日

WIndows XP SP1...

何かの拍子に思いついて、研究室のPC上で稼働しているWindows XPをアップデートすることになったのだけれど、この過程でそのWindowsが2005年以来アップデートされていないことが分かった。

それもなんとWindwos XP SP1段階なのである。すでにSP3がリリースされている今日にあってこれである。ClamWinでウィルスサーチをすると、スパイウェアがいくつか見つかった。「いくつか…」で済んでいるのは、つまりこのPCがあくまでも「研究室の…」だからだろう。

もともとWindows XPのアップデートはMicrosoftのサーバーの問題か、プロセスがとても長い。結局数時間かけてSP2までアップデートし、IEは6から7へアップグレードした。(その後SP3にアップデートしようとしたが、なぜかその途中でWindowsが異常停止してしまった。)

アップデート・ファイルの中には、2004年付けのものもあるのだから、随分である。それにしてもなんでこんなPCが存在してしまうのか。このPCについていえば自動アップデート機能が解除されていた。2005年ころ、研究生のだれかが「Windowsのお節介」を断ってしまったらしい──もちろんそのような愚行こそ「お節介」、否「ご迷惑」なのだが。

とにかく遅いアップデートである。こんなに溜め込まれたら、堪ったものではない。こんなOSが稼働しているところにいつもUSBを差し込んで使用していたと思うと…。

年に数回ニュースになる、頑迷固陋なるWinnyユーザの引き起こす事件にはいつも呆れるばかりであるけれども、そういうニュースを見ている一般のひとのうちにも、相当数OSのアップデートをせずに、自身にとってばかりでなく他人にとってすらリスクとなっている人びとがいるのだろう。

2008年9月28日日曜日

Vistaがまともに動くのに必要なメモリは2GB

先日導入した新しいノートPC(Lenovo X200)のメモリーはDDR3規格で,したがってまだ,高い.
しかし初期装備の1GBのメモリーでは,Vistaの視覚効果を控えめにしても,3つ以上のアプリを動かすとかなり遅いのです :-(

Eclipse系開発環境は言うに及ばずだけれども,Firefox,Thunderbird,EmEditorなど──なるほど「軽量アプリ」ではないにしても絶対に「重量」ではないものを動かすだけで,動作音からしてあきらかにスワップ──Windowsではどういうのか忘れたけれども,要するにメモリーからあふれたデータをハードディスク上で読み書きしています.

これから勉強にボランティアにと仕事も増えるのに,これではどうにもやりづらい.しかたなく,2GBのメモリー・モジュールを購入しました.

届いたメモリーを所定の箇所に差し込んで…Vistaが無事起動してわかったこと.Windows Vista(Business)をふつうに,快適に使うには,2GBが必要です(今回のメモリーの追加でメモリーの容量の合計は3GBになりました).

タスクマネージャで確認すると,Windowsを起動し,ログインした段階で──もちろんウィルスバスター等が動いているのですが──すでに,1GBをオーバーしていました.つまりメモリーを追加する前の状態であれば,起動直後からスワップが発生していたらしいのです.おそるべし,Windows Vista…

その後,視覚効果を復活させたり,他のアプリ(前出の3ソフトやPhotoshop,Aptanaなど)を起動しても,2GBを超えません.よしよし,これならばVMWareも動かせるな…などと算段することもできる快適さです :-)

2008年9月26日金曜日

説明に困るIE6のダメさ

きのう,木曜日は定例で──自分で勝手に決めただけですが──ボランティア先のNPOの事務所に行ってきました.

職員の1人が自分の担当するチームのページを準備していて──僕自身はどこのチームに所属しているわけでもなくNPO全般に関係するページ制作,あるいはNPOが実施するウェブ・アクションにからむページを担当しているので,個別のチームの活動紹介ページにはなかなか時間が割けません──,しかしついにアップロードの段となりました.ところが手もとで制作していたときとアップロードして表示したときとで,表示が全然違う.

ようするにはInternetExplorer6で表示確認をしながらページ制作をしてきた結果の,よくある大惨事です.OperaはもちろんFirefoxや,そしてIE7がリリースされて久しい今日.IE6のHTMLの表示(レンダリング)は完全に「エキセントリック」なものとなっています.もう,ほんとうに,勘弁してください,という「独創性」──いや「独走性」です(IE7もなかなか「独走」している部分がありますが,IE6と比肩すべきものではありません).

「えー,どうしたらいいですかー?!」
「うーん,FirefoxやOpera,Safariとかでプレビュしながら作ると──それでも今度はIEで問題が起きることはありますが,修正は比較的楽なんですよね… …ま,日本ではFirefoxとかのシェアは低いのでぇ…」
「切り捨てる?」
「ま,そういう手もありかな…と…」

端的に言って,問題の説明に困ります.いや説明はしますが,その対策とか助け船の出し方に困ります.何しろこれはもう大惨事です.小細工でどうにかなるような問題ではありません.

すべては標準に準拠しない,バグがあっても修正しない,無責任なMicrosoftのせいです.でも「Microsoftのせいです.残念でしたね,やり直しです」というのは本業の合間や自分の時間を割いてページを作成してくれた方には言えません.

そしてそうしたあくまでも「素人」(悪い意味ではなく)のひとに対して,IE6のバグはこうして回避します,とかなんとか教えることがはたして適切なことなのか,わかりません.そのようなことに時間を費やせるほど,NPO職員はヒマではありません.というか,忙しすぎます.
だいたい僕が知り,また教えうるIE6対策は,フルCSSデザインのHTML制作が大前提です.でもこの職員さんはCSSは知りません.

「また半年くらいかかったりして…」
「….(僕もそう思います←心の声)」

すでに丸1年かそれ以上延び延びになっているのです….

対象がWindowsXPだけならばまだしも,Vistaや,最近すっかりプロツールからファッションツールか玩具かに変身してしまったMacであっても,いやあるいは,そうであればこそ,これを無視してよいとは到底思えません.

なるほどウェブは──そのもっとも創造的な部分は──素人のもとから離れてしまったのだな,としみじみ感じもします.

2008年9月23日火曜日

Firefox3の起動時間

Windowsの起動,ログイン後のFirefox3の起動速度がおそろしく遅い.

今朝計ってみると,ログイン直後にデスクトップに出しているFirefoxのショートカットをダブルクリックして,そこからFirefoxのウィンドウが表示されるまで5分,そのウィンドウがクリックを受け付けて操作可能になるまでにさらに30秒かかった.

アプリの起動時間というのはあきらかに複数の要因が絡んでいて,容易に推理することはできないはずだけれども,おそらく一番大きなものはウィルスバスター2009ではないかと思う.バージョン2007くらいから感じるのだが,どうも自身が起動完了するまで,何らかの方法で,ネットワークを使用するアプリの起動を差し止めているようなところがある.あるいはここのところまた増えてきた拡張機能も,起動速度に影響しているだろうか?

なんにしてもCPUはCentrino2で,メモリーは1GBあるのだから──たしかにVistaには十分とはいえない性能かもしれないが──,これではなんとも情けない.結局ここのところPCの電源をOFFにする場合は,もっぱらハイバネーション(Windowsでは「休止状態」)を使用している.

2008年9月12日金曜日

Photoshop CS3のバグ─文字ツールでフォントを選ぶとフリーズ

Photoshop CS3で,文字ツールを使用しているとき,一度入力した文字を選択した状態で,フォントを切り替えようと,フォントのセレクトボックス(?)を「↓」キーでさぐっていると,フリーズする.
フリーズ,というか,どうも無限ループかなにかがかかるらしい.

だんだん他のアプリケーションも動かなくなり,しまいに電源ボタンの長押しで,強制シャットダウンするしかなくなる.

通常版で10万円,アップグレード版でも数万円するソフトウェアが,しかもそろそろ次期バージョンが出ようかという時期にもかかわらず,こんなくだらない操作でOS全体を巻き込んで倒れるバグが残っている,というのはどうなのか.

ま,どうなのか,といったって完全なる寡占市場なのだから,改善の余地などないのだけれど.これぞ「市場」における「競争」のなせる業,ということ.

2008年9月11日木曜日

休止状態,スリープ,ハイバネーション,…

すくなくとも今使用しているPCのVistaでは,スタートメニューの電源マークをクリックすると,なぜか──ほかの人は知りませんが僕にとっては不思議でなりません!──スリープ処理が実行されます.

「実はスリープボタンの見た目電源ボタン」の右にはロックボタン,その右の矢印を押と,やっとほかのオプションが表示されます.ここらへんはあきらかにXPのときのほうが,いやむしろGNOMEやXfceなどのほうが使いやすいです.ともかくスタートメニューの電源ボタンを押せば,大きくダイアログが表示されて,電源オプションを選べるのですから.

それはそれとして,上述の矢印(というか三角形)をクリックすると表示される電源オプションのなかの,「スリープ」と「休止状態」の違いがいまいちわからず,いや,おそらく休止状態=ハイバネーションなのだろうとは思っていたのですが,何しろノートPCは電源が切れていてもどこかのランプがついていたりするもので,結局「休止状態」中もなんだかこれはスリープの一種なのではないか(電気を消費しているのではないか),と気になった次第.

それでWindowsのヘルプを見てみると,とにかくMicrosoftが「スリープ」を使ってほしくて仕方がないようすがよくわかります.まぁどこかでは素直に「おすすめ」もしていましたけれど.だいたい「休止状態」で検索したのに,出てくるのは「スリープ」の話ばかりです(写真).

そういうMicrosoft側の意図でもって,どうやらスタートメニューの電源ボタンの動作が「スリープ」になっているようなのですが,しかしノートPCを使っている側からすればそんな設定は有難迷惑至極様です.
いくら起動は速いですからいわれても,機能は停止させているのにわずかでも電力を消費されたのではたまったものではありません.PCの筐体にある電源ボタンの動作は変更済みですが,このスタートメニューのほうのはどうしたものか…

それにしても,個人的には,「スリープ」と「休止状態」という表現はすごく曖昧なものに感じます.「休止」などというと,やはりどこか「待機電力は消費します」というイメージがあります.いっそのこと「ハイバネーション」という,カタカナの,固有名詞(?)で表現してくれれば,曖昧さも減ずるように思うのですが.もっともハイバネーションも原義が「冬眠」だとしたら,それこそ「スリープ」と区別がつきにくいかな….

2008年9月10日水曜日

Trendツールバーがお邪魔ムシ


おとといウィルスバスター2008をインストールし,今日,ウィルスバスター2009にアップグレードした.こんな短時間でのアップグレードはもちろんはじめての経験ですが,ともかく契約期間中なので(なにしろおととい契約したのだから),アップグレードは無料で,どうということもなし.

しかしウィルスバスター本体のインストールと同時に,Firefoxにインストールされる拡張機能「Trendツールバー」が問題.

どのボタン/アイコンも大きすぎで,デザインも派手で,自分の存在を誇示しすぎていて,邪魔
なかでも閲覧中のサイトやサイト内のリンクについて警告を発してくれるらしい「Trendプロテクト」というのが,「この拡張機能はテキトーに作りました」と言わんばかりの不出来.
ボタンの左側が丸くなっているのだけれど,その周囲の背景は真っ白=透過でないため,結局ダサダサ.

まだまだある.このボタン/アイコンたちは,ツールバーのカスタマイズで他のツールバーに移動させることができない! せいぜい3~5個のボタンのために,ツールバーが1本新設されて,しかも動かない.せっかくの警告表示ですが,このツールバーは隠してしまうことが即座に決定.

しかもこのこととほかのもう一件の問題をTrendMicroのサポートサイトの窓口で意見しようとしたらば,ここの入力フォームのバリデーションを行うJavaScriptにバグがあるらしく,Firefoxではかならずエラーになって,先に進めない.ちゃんと半角でE-mailアドレスを入力しているのに,「全角で入力されています」と言ってくる.それでもこちらも懲りずに,JavaScriptをOFFにして挑戦すると,今度もやっぱりエラーになる.

仕方なくIEでアクセスして意見を投稿したけれども,この投稿用のテキストエリアが,「あなたの意見なんか聞きたくありません.10文字以内で回答してください」的に,とにかく小さい小さい
このサポートサイト内各所のラジオボタンには,LABELタグがついておらず,クリックも面倒….

どこまでユーザビリティが低いのだろうか,と呆れかえった次第.

2008年9月8日月曜日

Lenovo X200,センターボタンのスクロールが効かなくなる…

DellのInspiron m300の後継として導入したLenovo X200.

Vistaの重たいUIのせいで,かなり性能のロスがあるような感もあるが,ともかくm300より早い(当たり前?).

メモリがDDR3規格で,きっと性能はよいのだが,現在かなり買い求めやすくなっているDDR2規格とちがい,ともかく価格は高いので簡単に増設はできない.

何の拍子でか,トラックポイントとセンターボタンによるスクロールが働かない状態になる.これはかなり困る.Firefoxのみならず,ほかのアプリケーションすべてで同じ状態.Vistaを再起動したらなおるらしい.

2008年9月5日金曜日

Vistaにかわる

前述のとおりネット上はChromeの話ばかりで,まだまだBeta版で,クラッシュ情報なども報じられていて,その上拡張機能もないのだから,本当に興味がないのですが,それしかニュースもなくつまらない今日この頃.これはオリンピックみたいなものかな.

しかし今日は新しいノートPC(OSはVista)に必要なソフトウェアをインストールし,主要ブラウザをそろえ(もちろんChromeはなし!),Firefoxの拡張機能をFEBEで移し替える作業でいそがしく,退屈はありませんでした.

これまで使っていたノートは,まったく振動などがないのに稼働中にハードディスクの読み取り機が緊急退避するような「パチンッ」という音がしたり,たいしてソフトウェアを動かしているわけでもないのにときおり恐ろしく発熱したりするもので,半ばハラハラしながら使っていましたが,それでもよく働いてくれました.それにしてもこれはこのPCの責任ではないわけですが,1024ピクセル幅の画面で,PhotoshopやらAptanaやらを動かすのはやはり無理があります.

ライセンスの関係上,主要なソフトウェアをアンインストール(正確にはライセンス解除)しなくてはいけなかったこともあり,今後はWindowsを取り除き,ファイルサーバにでもなってもらいます.

それにしてもVistaはアニメーション効果が過剰です.とりあえずウィンドウの透明効果はあきらかにメモリーを食うはずなのでこれはカット.しかしウィンドウの最小化のときの,徐々に縮んでいくアニメーションはどこで設定(解除)できるのだろう….これからお勉強です.

2008年8月23日土曜日

勝手にショートカットを作る不埒なアプリ

もちろんこの手のものは昔からあるのだけれど、インストール後のみならずアップグレード後にも、デスクトップや「クイック起動」スペースにショートカットを勝手に作成するアプリには、本当にいらいらする。

Justsystemsにいたっては、アプリケーション本体へのショートカットですらなく、「ATOK最新情報へ」と「JSユーザー登録・確認」というのを残していった。もちろん、初回インストールなどではなくアップグレードなのだし、ユーザー登録も済んでいる。
Operaはいつものように、「クイック起動」にもしっかりショートカットを作成してインストール・プログラムが終了した。

よいアプリを開発していることは認めるけれども、マナーが最悪である。

さらに悪いことに、アプリのインストールは、XPではふつう管理ユーザが行うから、当然ショートカットも管理ユーザ権限で作成され、すべての制限ユーザのデスクトップにもこのショートカットは現れる。管理ユーザが作成したから、制限ユーザには消すことができない。

それでまた、いらいらさせられる…

でも表面に現れるだけマシ、ということもあるらしい…↓
Apple Computer\Installer Cache - えむもじら

どうやら C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Apple Computer\Installer Cache の下に、iTunes、QuickTime、Safari の過去のアップデート時のフルインストーラが全バージョン分保存されているようです。いずれも1バージョン当たり20-30MBもあってばかになりませ ん。こんなのディスクの肥やしでしかないので最新版だけを残して全部削除しました。全部合わせて20個分以上あったので500MBくらいの削減になったはずです。