ばりばり使うことがあるかというとかなり疑問だったけど、便利そうなので手もとのEmEditorやAptanaに導入してみた。
1. EmEditor
EmEditor向けにはマクロとして提供されている。
http://www.emeditor.com/modules/mydownloads/singlefile.php?cid=18&lid=281
上記ページで、FDマークの右の「Zen Coding macros and snippets」という部分をクリックすると、マクロのファイルがダウンロード可能。
同ページの手順書によると、
- 「マイドキュメント」フォルダに「My Macros」(MyとMacrosの間は半角スペース)というフォルダを探す。
- ない場合は、EmEditorでマクロを一度も使用したことがないことが原因と思われる。ない場合は、自分で作成してしまうこと(EmEditorで何でもいいのでマクロを記録、名前をつけて保存しようとすると自動で作成される)。
- My Macrosフォルダに、zen_emeditor.jseeをコピーする。
- もしスニペット・カスタムバーが表示されていなければ、メニューから<ツール→プラグイン→スニペット>をクリックし、表示する。
- スニペット・カスタムバーの上で右クリック<インポート/エクスポート→ルートにインポート>をクリック。
- zen-coding-en.eesnip(もしくは~ja.eesnip)を選択。
- もしスニペット・カスタムバーが表示されていない状態でもZen Codingマクロを使用したい場合は、<メニューからツール→プラグイン→プラグインの設定>をクリック。
- プラグイン一覧からスニペットを選択し、プロパティをクリック。
- 「バックグラウンドでも実行する」にチェックを入れ、OK。
(以上、意訳・補足あり)
これでZen Codingマクロが有効化し、「div#name」とか何とか入力してF12を押すと、コードの展開が可能になる。編集設定がCSSの場合はCSS向けのZen Codingも可能。
また、ほかにもコマンドがあるらしいけど、そこら辺は上記ページを確認のこと。
2. Aptana(Eclipse)
Aptana(Eclipse)向けには、プラグインの形式でリリースが行われはじめている。
以前、Zen Codingについて調べたときにはまだなかったように思うので、隔世の感?
プラグインは、以下のページで配布されている。
https://github.com/sergeche/eclipse-zencoding
インストール手順にしたがうと、
- メニューから<Help→Install New Software...>と進む。
- アップデートサイトのロケーションとして、http://zen-coding.ru/eclipse/updates/を追加する。
- 利用可能なプラグインのリスト中、「Zen Coding for Eclipse」(Uncategorized...→Zen Coding for Eclipse)にチェックを入れ、Nextボタンをクリック。インストール手続きを進める。
- インストール後、(Aptana/Eclipseに促されるまま)再起動する。
(以上、意訳・補足あり)
これだけで、Aptanaのテキストエディター中でZen Codingが使用可能になる。
例によって「div#name」とか何とか入力してTabキーを押すと直前のコードが展開されて、HTMLになる。
コマンドのショートカットのカスタマイズもできるっぽい。詳細は上記ページを確認のこと。