2008年8月11日月曜日

例のごとく「発言」は「波紋」を広げる

首相「適切でない」=農水相発言で波紋(時事通信) - Yahoo!ニュース

麻生太郎のこともそうだけれども、水戸黄門のお話の運びのように「例のごとく」の、「○○発言」。
これで2人ともが、これも例のごとく、「皆さんの誤解をまねく発言をしてしまい申しわけありませんでした」などと言えば、結局今回も「誤解」した私たち=視聴者たちが最終的には浅はかでした、ということになってしまうのだろうな…。

もちろん事実はそうではないのであって、過ちをおかしたのは発言者本人である。だいたい自民党の人びとはいつだってそんなに難しいことはいっていない。だれが聞いたって「不適切」で、「KY」で、ひとをいきどおらせるであろうと分かることを言っている。

それにしても日本の「消費者がやかましい」という農水相の発言も、「日本の消費者は世界的に見ても、厳しい選択眼を持っている」という首相の発言も、ほとんど意味不明ではある。「神の国」の王子さまの森さんと同様、まるでどこか遠い異国の話をしているようで。
そういうわけで結局2人ともが、「消費者」をコケにしていることにかわりはないようにもとれる…。

あなたたちのような政治家がそれでも政権についていられるのは、きっとこの国の「消費者」たちが余程おとなしいからでしょうにね。

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