Windwos XPに、SP3を導入したころから、Firefox3でファイルのダウンロードに失敗するということが頻繁に起きる。いや、「失敗」というか絶対にダウンロードできない。
ダウンロード・マネージャを見ると、上記のようなエラー・メッセージが記録されている。
何か怪しげなサイトの怪しげな実行ファイルならばともかく、ふつうの製品マニュアルPDFやJavaScriptファイルを(おそらくウィルス・チェックすらせずに)拒否される。理不尽さがひどい。
「fmemo - Mozilla Firefox 3.0 で実行可能ファイルをダウンロードしようとすると「このゾーンのセキュリティ設定に従ってこのダウンロード..」
この記事で紹介されているMozillaのヘルプ、エラー・メッセージこそ異なるものの、この方法で解決した。
調べてみると、 Internet Explorer のセキュリティ設定が影響していることが判明。 具体的には、 [インターネットのプロパティ] - [セキュリティ] - [レベルのカスタマイズ(C)...] - [セキュリティ設定 - インターネット ゾーン] - [その他] - [アプリケーションと安全でないファイルの起動] のオプションが 「無効にする」 に設定されている場合に、 Firefox 3 で exe ファイルや msi ファイルなどの実行可能なファイルをダウンロードしようとすると、この現象が発生してしまう。
実のところ、上に引用した2つの記事を読む前から、この設定がどうやらSP3導入とともに書き換えられて、ダウンロードがブロックされる、この設定を修正すれば直る、ということは先日から知っていたのだけれど。
問題は、このIEの設定、コントロールパネルからもアクセスができること(こちらからアクセスした場合には、「インターネットオプション」)。ネットワーク関係、それもセキュリティの問題だし、コントロールパネルに分類されているものなのだから、管理ユーザが決めたことが同じPC上で一律に適用されるものと勘違いしていた。事実は、この設定は各ユーザごとにいかようにもできる部分で、それに気づくまでに管理ユーザと制限ユーザ(いつもはこっちを使う)の間を何度も行き来(ログイン-ログオフ)してしまった。
それで制限ユーザ側のセキュリティの設定を見ると、セキュリティレベルが「高」になっている。たしか「中」でもこの問題が起きるのだが… そういえば、先日、IEはセキュリティがあやしいからなー、と自分で設定値をいじった記憶がある。JavaScriptファイルまでブロックされたのはこのせいか…。半分は自分のせいだったのね。
それにしても、この設定はいったいどういう性格のものなのか。単なるIEに限った設定とも思えない。現にFirefoxに干渉したのだし、コントロールパネルに「インターネットオプション」という、やけに一般的な名前で表示されている。しかしOperaなどには干渉しない…。
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