2008年9月23日火曜日

GIMPのウィンドウ地獄はワークスペースの切り替えで乗り切るべきか

m12i: GIMPの問題
"GIMPもたいへん高機能ではある.しかしUIに問題があってこれがどうにも使い難いのはなぁ,といつも思う.ウィンドウがツールパレット,編集中の画像,その他のツールなどでばらばらに表示されるのがいちばん厄介な部分だけれど"
──と書いたが,考えてみればLinuxのGNOMEなどの統合環境にはワークスペースの切り替え機能があるのだから,あるワークスペースをGIMP用と決めてしまえば,GIMPのパレットやらダイアログやらあれこれが散らかっていても,そのいちいちすべてをタスクバーに最小化しなくても,別のワークスペースに切り替えればこれらのウィジェットはすべて隠れ,すっきりさっぱりで他のアプリを使用できるのだから,煩雑さは回避できるのであった.

また考えてみれば,GTKを使用したGUIアプリケーションで,親ウィンドウの中に子ウィンドウが表示される,といった形態のものを見たことがない.もちろんこの手のアプリはWindowsにあってもそう多くは存在しないと思うが,Linuxでは一度も見たことがない.これはGTKや他のLinuxで使用されるGUIライブラリの限界ということだろうか──すくなくともGTKは元来GIMP向けに開発されたものなのだから,そのGIMPがあの状態ということは,そういうことなのだろう.

たしかにそんな機能を実装しても,そこまで複雑なGUIアプリはそう多くない.ニーズもないのにツールキットなど作っていられない.そういうこと? でもワークスペースの切り替えで乗り切るっていうのもなんというか微妙ではある.

といふか,Windowsにワークスペースという概念はあるのかな?

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